ミッドウェーの戦訓を受け南方の某国にて作られた駆逐艦改造の水上機運用艦。
艦隊の目となるべく、単独にて艦隊の前方に張り出し、手持ちの水上偵察機を発艦後は駆逐艦譲りの高速で退避する。最大4〜5機の水上機を運用可能。ただし格納庫がないため、長期の作戦は不可。非作戦時は水上機空母としての運用以外に航空機の高速輸送任務などにつく、という設定。

 

 

 

 
  これはたしか駆逐艦天津風を改造したもの。
水上機空母に全通の飛行甲板はいらないのだが、飛行甲板があれば輸送船でも空母に見えるという真理から、空母のもてない弱小海軍への売り込みも狙ってあえて飛行甲板がつけられている。そのため水上機の移動には専用の台車を使用するか、あるいはカタリナ飛行艇にように簡易的な水陸両用とする小改造が必要である。もっともこのサイズの艦船での航空機運用は相当困難を極めるだろうが・・・。
 

 

 

 
  真横から撮影。武装は対空用の40mmボフォース4連装×5基のみだが、甲板下に自衛用の魚雷が1基装備されている。
水上機発艦時には煙突基部横にある切り替え式の排煙口から排煙され、煙は甲板上に流れにくくなっている。
ちなみにこのアングルはオネアミスの翼に出てくる水軍空母の発艦シーンをイメージ。
 

 

 

 
  斜め前方上空より撮影。そこはかとなく甲板上の様子がわかるアングル。武装や装備品の大半はピットロードのWW2アメリカ海軍艦船装備セット1・2を使用。艦首フェアリーダー、飛行甲板などはプラ板から自作。艦載機は日本海軍大型・小型兵装セットから調達。
 

 

 

 
  艦橋部分のアップ。細い金属線で艦橋の手すりを作成。ハシゴはエッチングパーツを使用。ボフォース40mmの指揮装置ってこの配置でいいのかな?
 

 

 

 
  艦橋付近上方より。甲板指揮所、発艦指揮所、クレーン、煙突、カタパルトなどが見える。煙突付近の甲板下には交換用のフロートなども見えるように置いてあるのだが目立たないね。甲板の線がずれて見えるのは私の技量のなせる技です・・・。どなたか甲板の筋彫りのコツ教えてください。・・・いや、ネット上にありましたね。こちら模型の花道さん)。そうか、スクリーントーンを使うのか。・・・その後専門店にいけば筋彫りの入ったプラ版を買えるようになったので、この方式を試すことはほとんどなくなりましたが。
 

 

 

 
  カタパルト付近。
カタパルトのデザインは日本海軍用のほうがカッコよかったが、一応英米仕様なのでここは統一。しかし艦載機については英米製だと足が短いし数も足りないので、日本海軍のものを使用。
 

 

 

 
  いざ発艦!というような艦上のシーン。
やはり空母の見せ場は甲板ですね。
 

 

 

 
  後方より撮影。
パラベーンのほか、支柱などごちゃごちゃといろいろついている。この辺はイギリスの改造空母などを参考。後方のポールは甲板に当たってまっすぐに立てられないので、斜めに立てている図を自称資料的価値のない本で見たので真似してみた。
 

 

 

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