ドイツ初の空母が起工しドイツ国産の試作ジェット戦闘機が現実の物となりかけた頃、英国に空母の数で勝てない分はジェット艦載機の搭載で補おうと、海軍某所にて計画されたジェット機用次世代カタパルトを試験する目的で作られた実験艦。だが肝心の空母が完成しないうちに戦局が悪化し、ついにはそのカタパルトを活かしてV1ミサイルの発射母艦として運用、戦後は極秘のうちにソ連へ運ばれ、かの国の海軍戦略に影響を・・・てな想定の艦。
ジェット機の発艦実験には高速(30ノット)が必要だが、実用の空母が一隻も無い状態では空母で実験する訳にもいかず、貴重な大型の高速艦艇を実験用空母に改装するわけにもいかない為、上部構造物を大きく損傷し修理が後回しにされていた駆逐艦が急遽改造された。実験機の着艦に関しては、陸上の基地か着艦専用の輸送船改造船などで対応する予定だった。

 

 

 

 
 
 
 

今回はV1発射母艦です。気のせいか飛びそうな感じの船ですね(笑)。タミヤ製Z級駆逐艦を改造。例によって実物が存在しないだけに、好き勝手やっています。まあ速力30ノット、武装は機銃のみ、V1は積めて10基程度でしょうか。本当は実験艦なので戦場に出る船ではないのですけどね。

 

 

 

 
画面クリックすると別画面で大きい写真が出ます
 
 
 

というわけで、カタパルト&甲板部。ブルー系塗装のV1は徹鋼弾を積んだ海軍型ってことで(どうやって誘導するんだろ?)。
今回はA140の時とは別素材による木目甲板の再現に挑戦してみました。画像をクリックすると拡大画像がでます。ちなみに写真は実物より良く撮れてます(^^;見た目の比較&使用素材はこちら

 

 

 

 
 
 
 

正面からのからの艦全景。なんか甲板正面の穴がドダイみたいだな(笑
これと似たようなアングルで、英空母のカタパルト実験艦写真があったんですが、それ見てたらなぜかコレ思いつきました。
後はやっぱり別の木目甲板を試してみたかった事が本艦作成につながりましたね。あ、でもよく考えたら木甲板からジェットやロケット発艦って、甲板燃えないのだろうか?Me262あたりだとなんだかやばそうな(笑)確か旧海軍末期の艦攻とか離陸時補助でロケット使っていたし、V1なら噴射口高い位置にあるから多分大丈夫だと思うけど。まー資材難でコーティングされた木甲板になったということで(^^;)

 

 

 

 
 
 
 

カタパルト正面より。今回はカメラ前使ってた奴も大分使ってます。やっぱ使い慣れてて使いやすいし、こういった低いアングルからも撮りやすいので。画素にしても、web用に使う分にはリサイズする手間もあまり無く、むしろちょうどいいのですね。
まあ鮮明さでは一歩劣るかもですが。もっといいものは一眼レフでしょうけど、そんな金も腕もないですしねえ。

 

 

 

 
 
 
 

艦の後ろより全景。格納庫から出された機体は煙突後部のクレーンにて甲板に引き上げられる設計。所詮は急造改造艦の上小型艦なので、エレベータなどは積んでいません。
今回は汎用部品の穴空きメッシュを結構試してみました。一枚にいろんなサイズが入っていてなかなか使えるけど1300円は高いなあ。最近(当時)ハセガワから安価なエッチングが出ているのはありがたい所ですね。まあ実際には必要分買うといい値段になることもありますが(苦笑)適材分買える所はありがたいです。

 

 

 

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