遥かなる艦船ちゃんアーカイブス

〜 令和5年4月16日レストア九五式軽戦車4335号車お披露目会 〜写真一覧 

令和5年4月16日に、レストアされた九五式軽戦車4335号車お披露目会に行ってきました。
いまや現地で撮った写真や動画を、現地でツイッターなり動画サイトなりSNSにアップできる時代に、わざわざ作成に時間のかかる手打ちな感じのHTMLな個人サイトで公開するのってどうよと相変わらず思いつつ、例によって忘備録的に少しだけ写真と動画を載せておきます。
公式はじめ役立つ資料や詳細は、各自検索してそちらで見て下さい(でも最近はググる先生、検索結果に商品繋がりばっかり表示して結構クソだよなー、むしろセールスマンだよなググる先生(^^;

なお、ここのはあくまでぷーかん個人の行動記録の一部に過ぎず、資料的価値や各権利者等の権利侵害を意図したものではありません。
問題のあるものについては適時削除します。

 
撮影・項作成者:ぷーかん
 
2023.4.16 項作成開始、2023.4.18公開、その後適時誤字等修正。

レストアされた旧日本軍の九五式軽戦車4335号車。斜め前から。
これだけ奇麗かつ稼働できる状態になるまでには、本当に相当なご苦労があったであろうかと思います。
当日は会場近くの高速道路で濃霧に包まれて、しばらくPAで待っても霧が晴れずやきもきしたり、前日までの雨のせいで、会場は野原なんだけど湿って湿地のようになり、靴は雨靴の人以外は酷いことになってたりと、なかなかハードなコンディションでした。

ちなみに到着直後はこんな天候。遠くに霧がかかっています。写っているのは、今回復元されたものではない2台と、車中泊仕様?のジムニーで、復元主催者さんの会社のカスタム軽な商品みたいです。

主砲塔部分拡大。
左の真横から。
前面下部のアップ。
最初に神事をするようで、新しく乗る車の交通安全の祈祷を思わせますね。
正面から。
右斜め前から。
前面下部のアップ。
後方下部のアップ。
反対側から主砲塔部分拡大。
ほぼ真横から。
後方から。
最初はみんな遠くから遠慮がちに見ていたのですが、ひとりふたり近寄って写真を撮りだすと、どっと周りに人が寄ってしまいました。マナーとは…。

写真が撮れなくなってしまったので、仕方なくもう一台の軽戦車と…。

以前レストアされたくろがね四起(九五式小型乗用車)をパチリ。

しばらく経ったら落ち着いてきたので、後ろの装備品など。

ふと見たら、見覚えのある防衛大臣経験者の国会議員さんなども来られていて、有名無名多くの人の協力や賛同が今回のイベントに繋がっているんだなと実感。

その後式典が始まりまして、神事のあと、発起人の方のスピーチと…。

防衛大臣経験者の議員さんはじめ来賓の祝辞が述べられて・・・。

発起人によるエンジンスタートのカウントダウンイベントが行われて、九五式軽戦車が動き始めました。

可働状態に入った九五式軽戦車。

特設のコース内を・・・。

目の前を当時モノのエンジンの九五式軽戦車が、音を立てて駆け抜けて行きました。

目の前を駆け抜けて行く九五式軽戦車。■動画あり(音量注意)、上記画像をクリックするかこちら

さらには2台の軽戦車による展示走行や、

高額出資者むけの体験搭乗がありました。

富士山には戦車が良く似合う、なんてね。
朝方あれだけモヤっていた空も、昼近くになってようやく晴れました。

と、いうわけで、幾年月を経て、旧日本軍の95式軽戦車が無事里帰りして、日本の大地を駆け抜けたのでありました。
以前、くろがね四起の時にも書きましたが、今の日本は軽自動車ですら、ちょっと古くなっただけで税金が上がったり、部品代が年々上がったり(それでもまだ供給してくれる一部メーカーさんは貴重でありがたいですが)、モノによっては部品がでなくなってくるものもあり、こんなレベルでも古い物を維持するのは大変であるのに、戦前の機械を動くだけでなく考証も含めて復元する事は、相当に困難が伴うでしょうし、それを今後維持していくのは、別の大変さがありましょう。

ここ数年の新型コロナの打撃に加えて、近年の物価高などで生活が苦しくなっている庶民は自分も含めて数多い事でしょうが、今回は庶民の寄付だけでなく政治の後ろ盾も(以前に比べれば)見えてきた?印象で、個人・企業などの有志の寄付に加えて、より安定した経営のできる博物館が実現できる足がかりとなれば良いですね。

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